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2024年04月28日
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3巻 偽れぬもの

2010年09月14日

3巻!

何故びっくりマークをつけるかというと、この表紙がめちゃめちゃ好きだからです。
船長コートを翻すルフィとその前で剣を構えるゾロ。
ゾロの服がもうちょっと剣豪らしかったら、まさに近未来的な二人!(ばんばん)
とにかくこれだけどどんとゾロルでこられちゃあねぇ…(はぁ)

この巻はルフィとバギーの戦いから、珍獣島を経てシロップ村でのウソップとの出会いまで。
ゾロ単独の見せ場は少ないので、あっさりとした感想になると思います。(おい)


えーっとここで好きなシーンをあげていきますと、
まず、若シャンクス、若バギー、そして若レイリー(vv)。
後々あそこまでバギーが重要キャラになるとはこのとき思ってもいませんでした。
まぁ、ルフィの大事なシャンクス、そのシャンクスの昔馴染みってだけでも、美味しい設定ですものね。
でもまさかあのケンカを止めた人が、50巻を越えた後にあんな形で再登場(といっていいのやら)してくるとは。
尾田っちのとんでもない伏線に倒れそうでした。
若シャンクスは、かっこいいというより可愛いんですよねー。
素直で、まっすぐで。それが腹黒なバギーと意外に仲良しだってのがまたいいんだな。

次はゾロの「ははは」
町長を心配してきた町の人に誰だと聞かれて「海賊だ」と答えるルフィ。
そこは適当に誤魔化すとこだって、さすがにゾロにも判ってたんでしょう。
でもあっさり正直に言っちゃうルフィに思わず大笑いv
だよね、ルフィだもんね。
あと、宝を置いてきたルフィがナミにぼこぼこにされてるときも、だははははと大声で笑ってます。
そうかそうか、ルフィが可愛くて仕方ないのか。
ゾロも最初はこんなに素直に声出して笑ってたんですねー、そんなゾロが私も可愛くて仕方ないったら。

そしてルフィの「気にすんな!!楽に行こう!!」
これは座右の銘にしたい言葉ですね。
礼とか義理とかしがらみとか。
そんなあれこれは一切取っ払って気楽に生きていこう。
海賊じゃない一般人のわが身には実際は非常に難しいことですが、でも人間やりたいことをやって生きていけたらそれがきっと一番いいんです。(まぁその生き方がルフィみたいにまっすぐでなきゃ当然ダメですけど)
気楽に、笑顔で、まっすぐに。
そんな風に生きていけたらいいですね…。

ウソップのことも書きましょう。
タイトルにもなってる「偽れぬもの」。
初登場時からへらへらと、うそつきで軽い印象のウソップですが、ここで彼の一端が垣間見えるんです。
父親を嘲笑われて相手(クラハドール)を殴るほどに激高。

「親父が海賊であることを誇りに思っている!!
 勇敢な海の戦士であることを誇りに思っている!!
 おれが海賊の血を引いているその誇りだけは!!
 偽るわけにはいかねェんだ!!」

ここでのウソップはまだ、海賊ごっこをしているだけのただの少年に過ぎません。
心は優しいけれどうそつきでお調子者、ちょっと頼りなさげに描かれています。
けれどこのシーンで、ウソップが実はとても誇り高く、そのために拳を震える男であることもわかるのです。
ルフィたちのと出会いによって、今まで口先だけだった言葉、父の血を引くことへの誇り、を本物にしていくウソップ。まぁその成長はまだ数十巻先ですが(笑)、成長といったら一番楽しみなキャラかもしれません。


と、言葉通りあっさり書き終えてしまった私は本当に正直者…。

 

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